【from Editor】「一票の格差」なくすには(産経新聞)

 1・95倍。衆院の選挙区割りが現在の形になった約8年前、企画で独自の選挙区割りを試みたことがある。現在の区割りは施行当時から、千葉4区、兵庫9区などで人口格差が2倍を超えていた。企画では、いろいろと試行錯誤した揚げ句、最大格差を1・95倍と、どうにか2倍以内に収めることができた。

 「一票の格差」が2倍を超えるのは、「法の下の平等」を定めた憲法の理念から容認できないとする判断が、大阪、広島両高裁で相次いで示された。とりわけ、定数の300議席をまず全47都道府県に1議席ずつ割り当てた後、残りの253議席を比例配分する「1人別枠方式」について、「投票価値の格差の拡大を助長しているのは明らか」(広島高裁)と指摘し、選挙区画定審議会設置法の是正を怠ってきた国会を批判した。

 ところが、区画審設置法に定められた「1人別枠方式」の廃止が最善策かというと、必ずしもそうではない。

 平成21年3月末現在の住民基本台帳人口をベースに、「1人別枠方式」を用いずに300議席を配分すると、鳥取(人口約59万8千人)は1議席になり、2議席の島根(人口約72万8千人)との格差は1・64倍になる。これに対し、「1人別枠方式」を適用しても、残り253議席を「ドント式」で配分すれば、1議席当たり人口が約46万4千人で最も大きくなる三重(4議席)と、2議席になる鳥取の格差は1・55倍に収まる。

 区画審設置法では都道府県への議席配分について「人口に比例して」と書かれているだけだが、計算方法は何種類もある。慣例を踏襲している現在の方法は、最初に見直しが必要な部分だ。比例代表の全国11ブロックで見た場合、人口1584万人の南関東が56選挙区なのに、1468万人の九州は59選挙区もあるといった矛盾も指摘されている。平成の大合併によって複数の選挙区に分かれることになった市町をどうするのかなど、法改正を待たなくても議論しなければならないテーマは多い。

 今年は10年に1度の大規模国勢調査が行われ、区画審は遅くとも来年末までに、新たな区割り案を勧告しなければならない。国勢調査の結果を待たず、早急に区割りの見直し基準に関する議論を始めるべきだ。

 同時に、国会では選挙制度全般の議論が求められる。「一票の格差」を解消する一番の近道は、小選挙区制の廃止なのだが…。(大阪総合編集部長 近藤真史)

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<道路予算>3府県で10%以上増、参院選事情も反映?(毎日新聞)

 10年度予算案の公共事業の実施場所(個所付け)の「仮配分」で、道路予算が昨年11〜12月の概算要求時より明確に増加したのは13都府県で、23道府県は減少したことが分かった。11県はほぼ横ばいだった。

 最も増加幅が大きかったのは約2割増の鳥取県で、前原誠司国土交通相の地元、京都府が続いた。民主党の都道府県連や自治体の要望を受け入れての変更だが、都道府県ごとの明暗が分かれたことで、予算が減少する地域からは不満が出そうだ。

 「仮配分」は9日、各事業ごとに「○億〜○億円」など幅のある形で、政府から都道府県に提示された。10%以上の大幅増額となったのは、鳥取、京都、福井の3府県。鳥取県選出の民主党・川上義博参院議員は昨年12月、小沢一郎幹事長に道路整備の促進を訴えたほか、1月15日にも前原国交相に予算増額を求めており、積極的な陳情が実を結んだ格好だ。

 小沢幹事長の地元、岩手県も増額となった。ほかに参院選で与野党の激戦が予想される1人区では山形、三重、島根、佐賀が増額となり、3人区の埼玉、愛知、5人区の東京も増額。2人区では茨城、長野が増額だった。29の1人区のうち14県で減額となっており、必ずしも「選挙本位」とは言えないが、減額された県の与党国会議員からは「選挙が近いのに、地元に説明がつかない」と嘆く声も聞かれる。【大場伸也】

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町田と相模原が証明書発行で協定(産経新聞)

 市境を接する町田市と神奈川県相模原市は、双方の窓口で相手市民の住民票や戸籍謄本など各種証明書を発行するサービスを4月から始める。町田市の石阪丈一市長と相模原市の加山俊夫市長が10日、相模原市役所で協定書に調印した。総務省によると、都県境をまたいでのこうした協定締結は全国初という。

 発行できるのは住民票の写しや印鑑登録証明書、戸籍全部事項、戸籍謄本・妙本で、町田市では市役所など3カ所、相模原市では中央区役所など3カ所の窓口で取り扱う。

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宮城3人殺傷で18歳少年逮捕、少女は無事保護(読売新聞)

 宮城県石巻市の民家で3人が刺され、2人が死亡した事件で、宮城県警は10日午後1時過ぎ、逃げた少年(18)の身柄を確保し、未成年者略取と監禁容疑で現行犯逮捕した。

 少年に連れ去られた少女(18)は無事保護された。

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<子ども手当>親「不詳」の子は同額施設に給付 厚労相方針(毎日新聞)

 厚生労働省が、施設入所児らのうち「親の状況が不詳」の子供約2000人について、代替措置を含めて子ども手当の給付対象に含めていなかった問題で、長妻昭厚労相は9日、こうした子供についても同額を施設などに給付する方針を示した。

 衆院予算委員会で、富田茂之議員(公明)の質問に「(給付を)約束する」と答えた。【野倉恵】

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和歌山の仁坂知事 再選出馬へ  (産経新聞)

 12月に任期満了を迎える和歌山県の仁坂吉伸知事(59)が、再選を目指して次期知事選に立候補する意向を固め、後援会関係者らに伝えていたことが4日、自民党関係者への取材で分かった。23日開会予定の県議会で出馬を表明する見通し。

 仁坂知事は和歌山県出身。経済産業省局次長やブルネイ大使などを歴任。平成18年12月、談合汚職事件にかかわった木村良樹前知事(58)=有罪判決が確定=の辞職に伴う出直し選で初当選した。

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小沢氏不起訴=幹事長続投へ−石川議員ら3人起訴・陸山会事件・東京地検(時事通信)

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、東京地検特捜部は4日、政治資金規正法違反罪で、衆院議員石川知裕(36)、元会計責任者で小沢氏の公設第1秘書大久保隆規(48)、元私設秘書池田光智(32)の3容疑者を起訴した。小沢氏は嫌疑不十分で不起訴とした。
 小沢氏が刑事責任を問われないことで、鳩山由紀夫首相は幹事長を続投させる意向。進退問題はひとまず沈静化する見通しだが、与野党には、小沢氏の政治的責任を問うとともに、説明責任を果たすよう求める声が根強く残っている。
 特捜部は小沢氏から2度にわたり任意で事情聴取したが、同氏は「秘書が独断でやったことで、把握していない」などと、虚偽記載への関与を全面否認。捜査の結果、小沢氏の共謀を立証するだけの証拠がないと判断した。
 起訴状などによると、石川容疑者は、2004年10月に陸山会が東京都世田谷区の土地を購入する前に、同会の口座に入金した4億円について、同年分の収支報告書に収入として記載しなかったとされる。
 大久保、池田両容疑者は、小沢氏の自宅に届けるために陸山会が07年に支出した4億円について、同報告書に記載しなかったとされる。
 関係者によると、石川容疑者と池田容疑者は故意の虚偽記載を認め、大久保容疑者も大筋で認める供述をしている。
 石川容疑者は今後、公判で有罪が確定すれば失職する。 

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フランス 本場もうなる「神の雫」 著名ソムリエ高い評価(毎日新聞)

 ワインをテーマにした漫画「神の雫(しずく)」が、フランスで高い評価を得ている。1月、代表的ワイン専門誌の最高賞に原作者と作画家が、日本人で初めて選ばれた。昨夏も仏料理本のアカデミー賞とされるグルマン世界料理本大賞の最高位「殿堂」に輝いている。長いワイン文化を誇る本国でなぜウケているのか?【鈴木梢、パリ福原直樹】

 「神の雫」は04年に漫画雑誌「モーニング」(講談社)で連載が始まり、23巻で国内累計約400万部を発行する。12本の優れたワイン「12使徒」と、その頂点に立つ1本「神の雫」を探す話で、09年にはテレビドラマ化もされた。

 パリの大手書店の「MANGA」コーナーにも必ず「神の雫」はある。講談社によると仏語版は08年以降、55万部を発行。1月には11巻目が発売された。

 仏有力紙「リベラシオン」(09年3月29日付電子版)は、「MANGAの中にワインが」の見出しで、「神の雫」を紹介。「発売後、すぐにネットでファンのサイトが作られた」と指摘した。

 仏の著名ソムリエ、フィリップ・ブルギニョン氏(経歴25年)は同紙にこうコメントした。「我々は、ワインの『語り手』(教育者)としては必ずしも優れているわけではない。この漫画は視点が予想外のものだ。感動するような詳しさがある。我々専門家が、知らず知らずのうちに行っているワインに対するしぐさを、じっくり観察し、丹念に描き出している」

 原作は亜樹直(あぎ・ただし)氏で、作画はオキモト・シュウ氏。亜樹直はユニット名で、姉弟の2人で物語を書く。ソムリエの資格は取らず、飲む専門の「ノムリエ」を自称。漫画に登場するのは仏ワインが多く、姉弟が飲んだ銘柄のみ登場する。マンションの1室を専用保存庫とし、数千本のストックがある。姉弟は「仏ワインは複雑で奥行きがある。イメージが駆り立てられ絵と言葉で伝える漫画文化に近い」と話す。

 「神の雫」は想像力豊かな独特の表現が特徴だ。例えば仏ボルドー地方の赤ワインがもつ大地の力強さを、農夫婦が畑で鐘の音に合わせて祈る仏画家ミレーの絵「晩鐘」に例えた。別のボルドー・ワインは、「とろけるような甘みとキュンとくる酸味」を英ロックバンド「クイーン」の音楽になぞらえ、味や香りのイメージを伝えようとしている。

 姉弟は「ワインを芸術作品に例えたのも、フランス人に受け入れられた理由の一つだろう。フランスでは古くから浮世絵が評価され、日本でも仏料理が好まれている。感性が近い」と分析する。

 日本でのワインを含む果実酒の消費は、国税庁のまとめでは、98年度の約29万キロリットルをピークに減少傾向で、08年度は約22万キロリットル。だが漫画の人気はワイン市場を刺激する。

 流通業界では「神の雫に登場したワインが1週間で完売した」との逸話もある。「神の雫登場ワイン」をネット販売する「京橋ワインリカーショップ」は「読者の問い合わせをきっかけに宣伝を始めたがすごい売れ行き。ワイン初心者も多く、愛好家のすそ野が広がれば」と期待する。

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【from Editor】「さようなら」の潔さ(産経新聞)

 「あけおめ」「ことよろ」−。こんな文面の年賀状を見てびっくりした。意味は「あけまして・おめでとう」と「ことしも・よろしく」の略。10代の若者が仲間だけに使うものだと思っていただけに、こうした「略文」が市民権をもちつつあることに、ある種の感慨を覚えてしまった。

 だが、感心するほどのことではなかったのかもしれない。実はわれわれはずいぶんと勝手な略語や略文を使ってきているのである。

 たとえば「さようなら」。これは「さようしからば別れましょう」の略とされている。「じゃあね」「では」も同じ。「そういうことであるなら、別れるしかない」という、潔さともとれる表現である。

 中国語は「再見(ツァイチェン)」。いまは別れるが、また会おうという前向きな姿勢を感じる。戦乱続きの広大な国土で、いったん別れたら、二度と会えないかもしれないという、上古の中国の事情が色濃く反映されているのだろう。

 韓国語の「安寧(アンニョン)」も相手を気遣う気持ちが込められている。韓国2000年の歴史で、人民が本当に安寧に暮らせた時代はほとんどない。そのため、別れるときは相手の安寧を祈ることばを投げかけたのだ。

 英語の「グッドバイ」に至っては、「神があなたとともにあらんことを」という、相手の幸福を念ずる言葉が転訛(てんか)したものだといわれる。一度別れたら、相手の命運は神次第なのである。

 いずれも別れた後の相手を思いやったことばである。

 こうしてみると、日本の別れの言葉は何と味気なく、さっぱりしていることか。すべては成り行き、仕方がない、という諦観(ていかん)の表れのようにも思えるし、この国が相手の幸せをあえて祈るほどの邪悪な状況ではなかったとも思える。

 江戸時代、武士は窮すると「しからば、拙者ここにて切腹いたす」といって腹を切った。現代、窮したからといって切腹する必要はさらさらない。しかし、だからといって「さようなら」に代表される潔さを失っていいわけはない。党を挙げて被疑者庇護(ひご)に躍起の民主党だが、潔く、膿(うみ)を出しつくしたほうがいい。総選挙で国民はせっかく民主党を政権の座に押し上げたのに、世論をみくびるような態度を続けていると、国民から「さようなら民主党」といわれることになりかねない。(編集委員 大野敏明)

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 奈良市春日野町の春日大社で3日夜、神様に火を献じて無病息災などを祈る恒例の「節分万灯籠(とうろう)」があった。ろうそくに火がともされ、境内は幻想的な雰囲気に包まれた。

 春日大社には、平安時代以降に奉納された石灯籠約2000基と釣り灯籠約1000基がある。

 午後5時、花山院弘匡(かさんのいん・ひろただ)宮司が本殿前の灯籠に点火した後、神職らが回廊に次々と点火。舞楽が奉納された後、参拝者らが回廊を巡り、オレンジ色に揺らめく火の前で祈りをささげた。【花澤茂人】

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